そもそも「登記」って?
「登記(とうき)」という言葉、家を建てたり引越しをしたりするときに耳にすることが多いですよね。
でも、「結局何のためにするものなの?」と聞かれると、意外と答えに困ってしまうものではないでしょうか。
ひとことで言えば、登記とは「大切な財産の情報を、国に登録して誰でも確認できるようにしておく公的なルール」のことです。
1. いわば、不動産や会社の「名簿」
私たち人間に「戸籍」や「住民票」があるように、土地や建物、そして会社にも「自分は何者か」を示す証明書が必要です。
例えば、あなたがマイホームを購入したとします。 「この家は私のものです!」と口で言うのは簡単ですが、それを証明する公的な書類がなければ、他人が勝手に「いや、俺の家だ」と主張したときに困ってしまいますよね。
そこで、法務局(国)が管理する「登記簿」という名簿に、「この土地はここにあって、広さはこれくらいで、持ち主は〇〇さんです」と記録を残します。これが不動産登記です。
会社やその他の法人も「所在地はここで、代表者は誰で、会社の資本金はこのくらい、、」という記録があり、これが会社(法人)登記です。
車の「登録制」も似たようなものですね。車にナンバーがあるように不動産にも不動産番号があり、会社法人にもそれぞれ会社法人番号が付与されます。
2. なぜ登記をしないといけないの?
登記の一番の目的は、「自分の権利を守るため」、そして「取引を安全にするため」です。
- 自分の権利を守る: 登記をしておくことで、第三者に対して「これは私の財産です」と正々堂々と主張できるようになります。
- トラブルを防ぐ: もし登記という仕組みがなかったら、家を買おうとしたときに「本当の持ち主は誰なのか」「借金の担保に入っていないか」を調べる術がありません。誰でも登記を確認できることで、安心して不動産の売買ができるようになっているのです。
3. どんな時に必要になるの?
日常生活の中で登記が必要になるタイミングは、主に以下のようなケースです。
- 家や土地を買った・売ったとき
- 親から不動産を相続したとき(※2024年4月から相続登記は義務化されました)
- 住宅ローンを完済して、担保を外すとき
- 引っ越しをして住所が変わったとき
- 新しく会社を設立するとき
4.有名な不動産登記
有名な不動産登記に『スプラッシュマウンテンの登記』があります。
スプラッシュマウンテンと言えば、ディズニーランドにあるあのスプラッシュマウンテンです。
私も中学の修学旅行のときに初めて乗りました。9月末の空いている時期に旅行があり、友達と4周できたのを覚えてます。
ではスプラッシュマウンテンの何が有名かというと、そもそも「建物」としてしっかり法務局で登記されていることも驚きですし、その建物の「種類」が珍しいのです。
建物の種類とは、たとえば「居宅」や「事務所」のように用途に応じてその種類が記録されるというもの。
スプラッシュマウンテンの種類はというと「スプラッシュマウンテン」と記録されているのですね。
「ジェットコースター」などの一般的な呼び方でないのが凄いですよね。
スプラッシュマウンテンはスプラッシュマウンテンだと国に認定されているようなもの。さすがディズニーです。
逆にビッグサンダーマウンテンは、屋根がない部分もあり建物としての登記はないのですよね。そのあたりの違いが面白いですね。
まとめ
「登記」と聞くと、なんだか難しくて自分には遠い世界のことのように感じてしまいますが、実はあなたの身近にある財産を守るための大切なものです。
ただ専門的な用語が多く、手続きも複雑なのが正直なところ。もし「これって登記が必要なのかな?」「どうやって手続きすればいいの?」と迷われたときは、一人で悩まずにぜひ専門家へ相談してみてください。

